東京ー三島の新幹線には格安チケットがいくつかあります。
特に、こだま限定の格安チケットを利用すると新幹線料金はかなり安くなります。もちろん時間は犠牲になります。
ただ、往復する場合はもっとコスパよく安くすることが可能です。「日帰り限定」や「宿泊とセット」などの条件であれば、ひかり乗車で時間も節約できて、しかも格安料金ということも可能です。
ここでは、東京ー三島をできるだけコストを抑えて移動したい人のために、格安新幹線の情報をまとめています。主な内容は以下の通りです。
- 東京ー三島の新幹線料金リスト
- 【東京ー三島】新幹線料金の格安BEST3
- 片道なら「EXこだまファミリー早特3」が最安
- 日帰りなら「日帰り新幹線」がおすすめ
- 往復+宿泊なら「新幹線+ホテルパック」で最大32%OFF
- 条件別のおすすめ格安チケット
(往復、宿泊、早割、学割など) - 東京ー三島の格安新幹線Q&A
東京ー三島【格安5,400円〜】新幹線の格安チケット
まずは、東京ー三島の新幹線料金をわかりやすいように安い順に並べておきます。
【東京ー三島】新幹線料金一覧(片道)
東京ー三島の片道料金(乗車券+特急券)です。
- 3,630円 ー EXこだまファミリー早特3
- 3,730円 ー EX早特1
※自由席限定 - 3,730円 ー 自由席回数券(=金券ショップ)
※2025年3月終了 - 4,070円 ー 自由席(スマートEX)
- 4,070円 ー 自由席
- 4,270円 ー EX早特7(静岡地区版)
- 4,330円 ー エクスプレス予約(EX予約)
- 4,330円 ー e特急券
- 4,400円 ー ひかり・こだま(スマートEX)
- 4,600円 ー ひかり・こだま(指定席)
【東京駅ー三島駅】新幹線料金一覧(往復)
宿泊セットや日帰り限定の新幹線+ホテルパックなど、往復に特化した商品もあるので、往復する場合はこれらを利用すると料金がさらに格安になります。
これらも含めて、東京ー三島の往復料金を一覧にしておきます。
※往復割引は適用されません。
東京•品川駅ー三島駅 | 片道 | 往復 |
---|---|---|
新幹線+ホテルパック | 13,500円〜 ※1泊宿代込 |
|
こだまファミリー早特3 | 3,630円 | 7,260円 |
EX早特1(自由席) | 3,730円 | 7,460円 |
回数券(自由席) | 3,730円 | 7,460円 |
自由席 自由席(スマートEX) |
4,070円 | 8,140円 |
日帰り新幹線 | 8,400円〜 | |
EX早特7(静岡地区版) | 4,270円 | 8,540円 |
EX予約、e特急券 (ひかり・こだま) |
4,330円 | 8,660円 |
ひかり・こだま (スマートEX) |
4,400円 | 8,800円 |
ひかり・こだま | 4,600円 | 9,200円 |
最大32%OFFも!【東京ー三島】格安新幹線チケットBEST3
東京ー三島の新幹線格安チケットおすすめBEST3はこちらです。
- EXこだまファミリー早特3
- 新幹線+ホテルパック
- 日帰り新幹線
BEST❶ EXこだまファミリー早特3:片道の最安料金
東京ー三島の格安新幹線チケットに「EXこだまファミリー早特3」があります。2名以上の利用限定です。
文字通り、EXこだまファミリー早特3はこだま乗車限定ですが、料金は格安。東京ー三島間を3,630円でいけます。
EXこだまファミリー早特3は、ひかり乗車もできませんので時間は犠牲は避けられませんが、コスト最優先の人には人気の格安チケットです。料金は通常の約21%OFFになります。
- 東京ー三島の新幹線最安帯
- 東京ー三島:片道3,630円〜
- 通常料金の約21%OFF
- 2名以上の利用限定
- ネットで前日まで予約可
- EX会員限定
- チケットレス乗車(EX-ICまたは交通系ICが必須)
BEST❷ 新幹線+ホテルパック:往復+宿泊なら実質半額以下
東京ー三島の往復なら「新幹線+ホテルパック」が一押しです。
新幹線チケットと宿泊がセットになった旅行商品で、往復料金が劇的に安くなります。
- 新幹線チケット+宿泊セットで激安
- 東京ー三島:往復13,500円〜
- ひかりも乗車可
- 予約時に座席指定
- 前日まで予約可
※条件によっては当日予約もOK
新幹線+ホテルパックは宿泊代込みの料金でなので、新幹線チケットの料金だけでみれば、実質最大42%OFFです。
宿泊が不要な場合は、下記の「日帰り新幹線」を利用するといいでしょう。
BEST❸ 日帰り往復なら「日帰り新幹線」も便利
東京ー三島を日帰りする場合は「日帰り新幹線」を利用するのがお得です。
ひかりにも乗車できるのがポイントです。日帰りに限れば、コスパ最高です。
- 東京ー三島の往復新幹線の最安値
- 東京ー三島:往復14,400円〜
- ひかりも乗車可
- 予約時に座席指定
- 日帰り観光特典付き
日帰り旅行用に設定されている旅行商品なので、観光特典がついてきます。特典内容は時期によってことなりますが、買い物クーポン〇〇円分や地下鉄乗り放題などがあります。
乗車便の制約がありますが、とにかく東京ー三島間を安く日帰り往復したい人には最適です。
JR窓口で回数券を買う
※東京ー三島の新幹線回数券は2025年3月31日を以て終了。
JR窓口で回数券を買うこともできます。回数券は6枚つづり。
- 指定席回数券:3,730円(1枚あたり)
6枚セットで22,380円。回数券は3ヶ月間有効です。
東京ー三島を頻繁に利用する人、もしくは家族や友達と利用する人なら、金券ショップにいかずともJR窓口で買うのもいいでしょう。
回数券の割引率は平均約5〜7%。金券ショップでこれより安く買えるなら、そちらのほうがいいかもしれません。
早割「EX早特1」で自由席を利用する
自由席(ひかり・こだま)に乗れる格安チケットとしては「EX早特1」がかなり安いです。
- EX早特1:3,730円
EX早特1は回数券の廃止に伴い、代わりとして用意されたチケットレスの早割です。
EX早特1は、乗車日ごとの発売数には限りがありますが、前日までの予約で、ひかり・こだまの自由席に格安で乗車可能です。こども設定もあります。
金券ショップで格安チケットを買う
※東京ー三島の新幹線回数券は2025年3月31日を以て終了。
金券ショップで販売されている「格安チケット」は回数券のバラ売りです。
- 金券ショップ:3,730〜4,000円
東京ー三島間の場合、回数券は自由席のみです。格安チケット=金券ショップというイメージの人が多いかもしれませんが、実際はそれほど割引率は高くありません。駅で自由席を購入するのと大差ありません。
バラ売り回数券は、払い戻しができないことと、繁忙時(GW、お盆、年末年始)に使えないので注意してください。
価格は店によりますが、最近の相場は3,730〜4,000円程度。店によってかなりばらつきがあります。
自由席に乗る:最もお手軽!当日もOKな格安術
自由席に乗ると新幹線は安くなります。
- 自由席:4,070円
東京ー三島の場合、自由席の料金は一律4,070円。これだけで指定席より530円も安くなります。自由席なら、ひかり・こだま、どれに乗っても料金は同じです。
割引率は約11.6%になります。最もお手軽な格安術と言えます。
自由席は席の確保が心配になりますが、東京発なら座れないということはありません。
早割「EX早特7(静岡地区版)」を利用する
EX早特7(静岡地区版)はEX会員が利用できる早割チケットで、指定席の早割の中では最安です。
- EX早特7:4,270円
「EX早特7(静岡地区版)」は、7日前までの予約で、ひかり・こだま指定席に格安で乗車可能です。こども設定もあります。
EX早特7(静岡地区版)は、乗車日ごとの発売数には限りがあるので早めの予約が必須です。
e特急券を使う
※残念ながら、e特急券は2023年10月に大幅に値上げされました。
e特急券はEX会員が利用できる格安特急券です。
- e特急券:4,330円
e特急券は名称の通り、特急券のみの販売で、乗車券は別に購入して組み合わせて利用します。e特急券を利用すると東京ー三島の指定席が8,070円になります。
後述のエクスプレス予約と同料金だからエクスプレス予約で良くない?と思う人もいるでしょう。この格安特急券の何がいいかというと、乗車券の割引(障害者割引や学割)と組み合わせて使える点です。
エクスプレス予約(EX予約)を使う
※残念ながら、エクスプレス予約(EX予約)は2023年10月に大幅に値上げされました。
エクスプレス予約(EX予約)は、東海道・山陽新幹線の有料会員制インターネット予約です。
- エクスプレス予約(EX予約):4,330円
年会費1,100円のEX会員になると利用できます。EX予約だと東京ー三島の指定席が8,070円になります。
スマートEX:指定席が200円引き
スマートEXは東海道・山陽新幹線のインターネット予約システムです。無料で誰でも利用可。
- スマートEX指定席:4,400円(ひかり・こだま)
- スマートEX自由席:4,070円
利用にはクレジットカードが必要です。また、交通系ICカード(Suica、TOICA、ICOCAなど)があれば、チケットレスサービスも利用できます。
スマートEXサービスを使うと、東海道・山陽新幹線の指定席が通常価格の200円引きで利用できます。自由席は通常価格と同価格で7,910円となり、割引はありません。
日帰り新幹線:日帰り往復が格安価格に
日帰りに特化した新幹線+ホテルパックも用意されています。
- 三島から東京:8,400円(往復)
- 東京から三島:9,000円(往復)
三島から東京、または東京から三島の日帰りを考えている人は、旅行会社から日帰りの新幹線ツアー商品が販売されているので、これを利用するとお得です。
ツアーといっても集合などはないので自由度は高く、新幹線の往復チケットだけを格安料金で購入できます。もちろん、ひかりに乗車可能ですので時間も犠牲になりません。
また、日帰り観光用に設定されているツアー商品なので、各種クーポン等の割引特典がついてくるのも大きなポイントです。
新幹線+ホテルパック:宿泊ありの旅程には最強
新幹線+ホテルパックは、新幹線チケットとホテル宿泊がセットになった旅行商品です。
- 新幹線+ホテルパック:13,500円〜(宿泊代込み)
新幹線で往復かつ宿泊ありの旅行なら「新幹線+ホテルパック」が最強です。
東京ー三島の新幹線往復は通常料金で9,200円。一方、新幹線+ホテルパックは宿代込みで13,500円〜。最大約40%OFFになります。
比較にならないくらい安いので、新幹線往復+宿泊の旅程なら真っ先に「新幹線+ホテルパック」を検討してください。
新幹線じゃなくて「踊り子」なら料金はもっと格安になる
ここでは、新幹線に限った話をしてきましたが、東京ー三島は在来線特急「踊り子」も利用できます。
上述の「新幹線+ホテルパック」で「踊り子」を選択した場合、料金は次の通りさらに安くなります。
- 新幹線:13,500円〜(1泊込み)
- 踊り子: 9,200円〜(1泊込み)
ただし、踊り子の場合は時間がかかります。
- ひかり:42分
- こだま:53分
- 踊り子:1時間40分
時間を犠牲にしてもよいなら踊り子を利用してもいいでしょう。
東京ー三島が片道3,890円ですので、単体利用なら上述の新幹線格安チケットを利用した方が安いです。
東京ー三島の格安新幹線Q&A(よくある質問)
東京ー三島間は往復割引は使えないの?
601km以上の区間であれば往復割引が適用されるのですが、東京ー三島間は601km未満のため「往復割引適用外」です。
東京ー三島のグリーン車の格安チケットはある?
「EXこだまグリーン早特」という早割チケットがあります。3日前まで予約可能です。通常料金が東京ー三島:6,870円に対して4,280円とかなりお得です。こだま限定です。
また、上述の「日帰り新幹線」や「新幹線+ホテルパック」なら、ひかりのグリーン車も指定できます。
当日OK?直前でも予約できる東京ー三島の新幹線は?
当日だと格安チケットはないです。
EX会員ならEX予約などで乗車4分前までチケット予約できます。それ以外は、金券ショップに走って回数券を買うくらいしかありません。あとは、自由席を選ぶなり、スマートEXで200円安くするくらいしか手段はありません。
平日なら新幹線+ホテルパックが当日の乗車6時間前まで予約できる場合もあるので、往復+宿泊の人はこれを使いましょう。
三島から東京/東京から三島、新幹線の料金は同じ?
JRの新幹線料金は、上り(三島から東京)も下り(東京から三島)も全く同額です。ただし、旅行会社各社から販売される格安チケットには、片方向のみの設定や、上り・下りで料金が異なる商品もあります。
学割は安いの?
学割は乗車券が2割引になります。
学割は学生にとっては大きな味方と思いがちですが、コスト重視なら「日帰り新幹線」や「新幹線+ホテルパック」を利用した方が安いです。
学割を使うと安いは安いですが、他の格安チケットの方がお得です。
他にも東京ー三島の格安チケットはたくさんあるの?
上で紹介したチケットが全てです。
東京ー三島は比較的、格安チケットの設定が比較的多い区間です。
JRからも早割チケットが多数用意されていますし、JR東海ツアーズの「EXこだまファミリー早特3」やJTB「日帰り新幹線」などの格安チケットもあります。条件に合わせて選択してください。