新大阪ー新下関の新幹線には格安チケットがいくつかあります。
特に、こだま(ひかり)限定の格安チケットを利用すると新幹線料金がかなり安くなります。
新大阪ー新下関間はこだまだと、さくらに比べて1時間50分ほど乗車時間が長くなりますが、コスト優先の人にはおすすめです。
ここでは、大阪ー下関をできるだけコストを抑えて移動したい人のために、格安新幹線の情報をまとめています。主な内容は以下の通りです。
- 新大阪ー新下関の新幹線格安チケット一覧
- 片道なら「トクトクこだま・ひかり」
- 日帰りなら「日帰り新幹線」でのぞみ乗車可
- 宿泊なら「新幹線パック」が最安
- 条件別のおすすめ格安チケット
(往復、宿泊、早割、学割など) - 大阪ー下関の格安新幹線Q&A
新大阪ー新下関【格安11,000円〜】新幹線の格安チケット
まずは、新大阪ー新下関の新幹線料金をわかりやすいように安い順に並べておきます。
【新大阪ー新下関】新幹線料金一覧(片道)
新大阪ー新下関の片道料金(乗車券+特急券)です。
- 11,000円 ー トクトクこだま・ひかり
- 11,100円 ー バリ得こだま(山陽版)
- 13,540円 ー 自由席(スマートEX)
- 13,540円 ー 自由席
- 13,590円 ー EX予約・eきっぷ・e特急券
※さくら・ひかり・こだま - 13,870円 ー さくら・ひかり・こだま(スマートEX)
- 14,070円 ー さくら・ひかり・こだま(指定席)
【新大阪ー新下関】新幹線料金一覧(往復)
宿泊セットや日帰り限定の新幹線パックなど、往復に特化した商品もあるので、往復する場合はこれらを利用すると料金がさらに格安になります。
これらも含めて、新大阪ー新下関の往復料金を一覧にしておきます。
※往復割引は適用なし
新下関駅ー新大阪駅 | 片道 | 往復 |
---|---|---|
新幹線パック | 24,500円〜 ※1泊宿代込 |
|
トクトクこだま・ひかり | 11,000円 | 22,000円 |
バリ得こだま 山陽版(京阪神) |
11,100円 | 22,200円 |
日帰り新幹線 ※日帰り限定 |
ー | 23,000円 |
自由席 スマートEX(自由席) |
13,540円 | 27,080円 |
EX予約・eきっぷ・e特急券 (さくら・ひかり・こだま) |
13,590円 | 27,180円 |
スマートEX (さくら・ひかり・こだま) |
13,870円 | 27,740円 |
さくら・ひかり・こだま | 14,070円 | 28,140円 |
料金半額も!【新大阪ー新下関】格安新幹線チケットBEST3
新大阪ー新下関の新幹線格安チケットおすすめBEST3はこちらです。
- トクトクこだま・ひかり
- 新幹線パック
- 日帰り新幹線
BEST❶ トクトクこだま・ひかり:片道の最安料金
新大阪ー新下関の格安新幹線チケットといえば「トクトクこだま・ひかり」です。これが一番おすすめ!
トクトクこだま・ひかりを利用すれば、新大阪ー新下関間を11,000円〜でいけます。
新大阪ー新下関の通常料金が14,070円(さくら指定席)ですので、約22%OFFです。かなり割安です。
- 新大阪ー新下関の新幹線の最安値
- 新大阪ー新下関:片道11,000円〜
- 通常料金の22%OFF
- ひかりにも乗車可
- ネットで前日まで予約可
- 座席は予約時に指定
- チケットは駅で受け取り
こだま・ひかりの乗車に限られますが、コスト最優先の人には人気の格安チケットです。
BEST❷ 新幹線パック:往復+宿泊なら実質最大41%OFF
新大阪ー新下関の往復なら「新幹線パック」です。
新幹線チケットと宿泊がセットになった旅行商品で、往復料金が劇的に安くなります。新幹線チケットの料金だけでみれば、実質最大41%OFFです。
- 新幹線チケット+宿泊セットで激安
- 新大阪ー新下関:往復24,500円〜
- 通常料金の最大41%OFF
- のぞみ・さくら乗車も可(要乗り換え)
- 前日まで予約可
※条件によっては当日予約もOK
宿泊が不要な場合は、上記の「トクトクこだま」を往復利用するといいでしょう。日帰り往復なら下記の「日帰り新幹線」を利用してください。
BEST❸ 日帰り往復なら「日帰り新幹線」も便利
新下関から大阪を日帰りする場合は「日帰り新幹線」を利用するのがお得です。のぞみ利用可です。
- 新下関から大阪の新幹線日帰り往復が格安
- 新下関ー新大阪:往復23,000円〜
- ネット予約、チケットは駅で受け取り
- 予約時に座席指定、一人利用OK
- 前日まで予約可
- こだま・ひかり・のぞみ号乗車
- 観光特典付き
乗車便の制限などありますが、とにかく新下関ー大阪間を安く日帰り往復したい人には最適です。
下り方面(大阪から下関)は設定がありませんので、上記の「トクトクこだま」か「バリ得こだま(山陽版)」を往復利用してください。
最もお手軽な格安術!当日でもOK ⇒ 自由席に乗る
自由席に乗ると新幹線は安くなります。
- 自由席:13,540円
新大阪ー新下関の場合、自由席の料金は一律13,540円。これだけで指定席より530円も安くなります。自由席なら、のぞみ・さくら・ひかり、どれに乗っても料金は同じです。
割引率は最大約10%にもなりますので、お手軽かつ効果的な格安術です。
自由席は席の確保が心配になりますが、万一座れなかったとしても、新大阪ー新下関は2時間15分程度(さくら)。許容範囲かもしれません。
新大阪から乗る場合は始発列車を選べば、空席がある可能性が高いです。
期間限定の格安チケット ⇒ 新幹線直前割きっぷ
※新大阪ー新下関間の設定はありません。
※新幹線直前割きっぷは2022年3月31日を以て終了しました。
期間限定ですが、「新幹線直前割きっぷ」も安いです。
JR西日本ネット予約「e5489」でのみ購入できます。2022年2月26日までの金・土・日・祝日に利用できます。
利用日の3日前~前日まで発売。新大阪ー新下関の「ひかり」「こだま」指定席が7,500円という安さで購入できます。列車の変更などはできません。
50歳以上が格安料金に ⇒ おとなびWEB早特
※新大阪ー新下関間の設定はありません。
50歳以上なら、「おとなびWEB早特」が超おすすめです。
おとなび会員限定の、JR西日本ネット予約「e5489」で購入できる割引きっぷです。
「おとなび」の入会条件は50歳以上ということだけ。つまり、50歳以上なら誰でも会員になれます(会費無料)。会員になれば、おとなびWEB早特が購入できます。
定番の格安手段 ⇒ 金券ショップで格安チケットを買う
※新大阪ー新下関間の設定はありません。
※新幹線回数券は2021年10月31日を以て終了しました。
金券ショップで販売されている「格安チケット」は回数券のバラ売りです。
新大阪ー新下関間の場合、回数券は自由席のみです。格安チケット=金券ショップというイメージの人が多いかもしれませんが、実際はそれほど割引率は高くありません。
バラ売り回数券は、払い戻しができないことと、繁忙時(GW、お盆、年末年始)に使えないので注意してください。
誰でもできる格安手段 ⇒ JR窓口で回数券を買う
※新大阪ー新下関間の設定はありません。
※新幹線回数券は2021年10月31日を以て終了しました。
JR窓口で回数券を買うこともできます。回数券は6枚つづり。
新幹線を頻繁に利用する人、もしくは家族や友達と利用する人なら、金券ショップにいかずともJR窓口で買うのもいいでしょう。
回数券の割引率は約7%。指定席の定価に対する割引率は約17%です。金券ショップでこれより安く買えるなら、そちらのほうがいいかもしれません。
指定席料金が200円引き ⇒ スマートEX
スマートEXは東海道・山陽新幹線のインターネット予約システムです。無料で誰でも利用可。
- スマートEX指定席:13,870円(さくら・ひかり・こだま)
- スマートEX自由席:13,540円
利用にはクレジットカードが必要です。また、交通系ICカード(Suica、TOICA、ICOCAなど)があれば、チケットレスサービスも利用できます。
スマートEXサービスを使うと、東海道・山陽新幹線の指定席が通常価格の200円引きで利用できます。自由席は通常価格と同価格で13,540円となり、割引はありません。
会員限定の格安料金 ⇒ エクスプレス予約(EX予約)
エクスプレス予約(EX予約)は、東海道・山陽新幹線の有料会員制インターネット予約です。
- エクスプレス予約(EX予約):13,590円(さくら・ひかり・こだま)
年会費1,000円のEX会員になると利用できます。EX予約だと新大阪ー新下関の指定席が13,590円〜になります。
会員限定の格安特急券 ⇒ e特急券・eきっぷ
e特急券はEX会員が利用できる特急券、eきっぷはJ-WESTカードやJQ CARD会員を対象とした格安特急券です。
- e特急券・eきっぷ:13,590円(さくら・ひかり・こだま)
いずれも特急券のみの販売で、乗車券は別に購入して組み合わせて利用します。e特急券・eきっぷを利用すると新大阪ー新下関の指定席が13,590円〜になります。
上述のエクスプレス予約と同料金だからエクスプレス予約で良くない?と思う人もいるでしょう。この格安特急券の何がいいかというと、乗車券の割引(障害者割引や学割)と組み合わせて使える点です。
宿泊ありの旅程なら最強 ⇒ 新幹線+ホテルパック
新幹線+ホテルパック(新幹線パック)は、新幹線チケットとホテル宿泊がセットになった旅行商品です。
- 新幹線パック:24,500円〜(宿泊代込み)
新幹線で往復かつ宿泊ありの旅行なら「新幹線パック」が最強です。
新下関ー新大阪の新幹線往復は通常料金で28,140円。一方、新幹線パックは宿代込みで24,500円〜。
比較にならないくらい安いので、新幹線往復+宿泊の旅程なら真っ先に「新幹線パック」を検討してください。
日帰り往復料金(下関から大阪)が格安に ⇒ 日帰り新幹線
日帰りに特化した新幹線パックも用意されています。
- 下関から大阪:23,000円〜
- 大阪から下関:(設定なし)
下関から大阪の日帰りを考えている人は、旅行会社から日帰りの新幹線ツアー商品が販売されていますので、これを利用するとお得です。逆方面(大阪から下関)は現時点では、日帰り商品がありません。
ツアーといっても集合などはないので自由度は高く、新幹線の往復チケットだけを格安料金で購入できます。
また、日帰り観光用に設定されているツアー商品なので、各種クーポン等の割引特典がついてくるのも大きなポイントです。
大阪ー新下関の格安新幹線Q&A(よくある質問)
新大阪ー新下関間は往復割引は使えないの?
601km以上の区間であれば往復割引が適用されるのですが、新下関ー新大阪間は601km未満のため「往復割引適用外」です。
新大阪から新下関/新下関から新大阪、新幹線の料金は同じ?
JRの新幹線料金は、上り(新大阪から新下関)も下り(新下関から新大阪)も全く同額です。ただし、旅行会社各社から販売される格安チケットには、上り・下りで料金が異なる商品もあります。また、片方のみの設定の場合もあります。
他にも大阪ー新下関の格安チケットはたくさんあるの?
ないです。
「トクトクこだま」「バリ得こだま山陽版」以外、これまで見たことがありません。
学割は安いの?
学割は乗車券が2割引になります。
学割は学生にとっては大きな味方と思いがちですが、コスト重視なら「トクトクこだま」を利用した方が安いです。
格安でかつ早く着きたいんだけど?
コストを抑えて時間も短縮したいなら、ひかりを利用するという選択肢があります。ひかりは1日に2,3便しか運行していませんが、乗車時間はさくらと同程度。トクトクこだまで乗車できるので、時間帯さえあわせれば有効活用できるはずです。
大阪ー新下関のグリーン車の格安チケットはある?
※販売終了しました
ひかりのグリーン車なら格安で乗れます。
「トクトクこだま」を利用すると、ひかりのグリーン車に+2,500円乗車できます。新大阪ー新下関:11,000円です。(山陽新幹線のこだまにはグリーン車はありません。)
当日OK?直前でも予約できる新下関ー新大阪の新幹線は?
当日だと格安チケットはないです。
基本的には通常料金となりますが、EX会員ならEX予約などで乗車4分前までチケット予約できます。それ以外は、金券ショップに走って回数券を買うくらいしかありません。あとは、自由席を選ぶなり、スマートEXで200円安くするくらいしか手段はありません。
平日なら新幹線パックが当日の乗車6時間前まで予約できるので、往復+宿泊の人はこれを使いましょう。