ここでは、福岡ー大阪の新幹線「早割」について詳しくまとめています。
博多〜新大阪間は新幹線の「早割」チケットが比較的豊富にある区間です。せっかくなので賢く活用しましょう。
簡単に、博多ー新大阪の新幹線「早割」のポイントをまとめると以下の通りです。
- 最安「早割」は、こだま・ひかり利用で10,400円。33%OFF!
- のぞみ早割なら「スーパー早特きっぷ」か「EX早特7」12,770円〜
- 14日前から前日まで予約OK
早割なので、基本は「早ければ早いほど格安」が正解ですが、新幹線の種類などによっては前日予約でも安い早割チケットもあります。
では、詳しく解説していきます。
福岡・博多〜大阪の新幹線「早割」
まずは、博多〜新大阪間の新幹線「早割」を一覧にまとめてみました。
博多〜新大阪の新幹線「早割」一覧
分類が「早割」なのか不明瞭なチケットもありますが、ザッと9つほどあります。
- トクトクこだま・ひかり(JTB)
- バリ得こだま・ひかり(日本旅行)
こだまスーパー早特きっぷ(JR西日本)- スーパー早特きっぷ(JR西日本)
- EX早特7(JR東海・西・九州)
- エクスプレス予約(JR東海・西・九州)
- e特急券(JR東海・西・九州)
- eきっぷ(JR西日本)
- 新幹線パック(JTB、日本旅行など)
JR西日本を中心に、JTBや日本旅行など旅行代理店各社からも早割チケットが販売されています。
予約期限は「14日前まで」から「前日OK」まで各チケットによってマチマチです(詳細後述)。
以降で、1つずつ詳しく解説していきます。
【博多ー新大阪】安さ優先なら、こだまの早割(ひかりも可)
博多ー新大阪は「こだま・ひかり」が運行していますので、これを利用すると新幹線料金は格安になります。
【博多ー新大阪】こだま「早割」で33%OFF
こだま(ひかり)の早割は3つあります。
- 10,400円 トクトクこだま・ひかり
- 10,600円 バリ得こだま・ひかり
JTBの「トクトクこだま・ひかり」が最も格安。
博多ー新大阪「のぞみ」指定席の通常料金は15,600円ですので、約33%OFFの料金です。
しかも前日まで予約OKなのでとても使いやすい早割です。ひかり乗車も選択できるので時間節約も可能です。
上記2つは販売元が異なるだけで条件等はほぼ同じです。
【博多ー新大阪】のぞみも早割ならお得に
博多〜新大阪間はのぞみの早割もJRから販売されています。
【博多ー新大阪】のぞみ「早割」で20%OFF
のぞみ利用可能な早割は5つあります。
- 13,100円 スーパー早特きっぷ
- 13,140円 EX早特7(平日は12,770円)
- 14,900円〜 エクスプレス予約(EX予約)
- 14,900円〜 eきっぷ
- 14,900円〜 e特急券
割引率は7〜20%OFFといったところです。のぞみの早割チケットは、速さとコストのバランスが良いです。
のぞみ早割の最安「スーパー早特きっぷ」
のぞみ乗車で最も安いのが「スーパー早特きっぷ」です。
14日前までの予約が必要ですが、料金は格安です。博多ー新大阪が13,100円。
- 福岡・博多ー大阪:片道13,100円
- のぞみ乗車
- 14日前までに予約
予め14日前の予定が立つ場合におすすめです。
3日前まで予約OK「EX早特7」
「EX早特7」は3日前まで予約OKなので、使いやすいです。
EX早特7は、エクスプレス予約会員(有料)またはスマート予約会員(無料)が利用可能な早特商品です。どちらかに登録していれば、誰でもEX早特を利用できます。
- 福岡・博多ー大阪:片道13,140円
- 平日は12,770円
- のぞみ乗車
- 3日前まで予約可
- 平日・休日で料金が異なる
博多ー新大阪「往復」の場合は注意!早割より安い方法もある
博多ー新大阪を早割で往復する場合、注意点もあります。
宿泊ありの往復は早割より「新幹線パック」の方が格安
割引率が魅力の早割ですが、宿泊ありの場合は「新幹線+ホテルパック」を利用する方が安い可能性が高いです。
博多ー新大阪の「新幹線+ホテルパック」の料金は24,400円〜(1泊込み)。
仮に1泊が8,000円とすると、新幹線料金(往復)は実質16,400円となります。博多ー新大阪の通常料金が30,020円ですので、約45%OFFです。
つまり、博多ー新大阪の新幹線料金では、
- のぞみ早割チケット:最大20%OFF
- 新幹線パック :最大45%の割引も
となります。
まずは「新幹線+ホテルパック」を検討してください。前日まで予約できます。
早割チケットは往復割引が効かない
早割を使うと往復割引はなく、料金は単純に片道の2倍になります。
博多ー新大阪の場合、下記の早割は往復割引が適用されません。
- EX早特7
- スーパー早特きっぷ
- こだまスーパー早特きっぷ
ただ、博多ー新大阪間は往復割引より早割の割引率の方が高いので、あまり問題となりません。他区間では逆転するケースもあります。
博多ー新大阪の往復割引については、下記に詳しくまとめています。
関連ページ:【博多駅から新大阪駅】博多ー新大阪の新幹線「往復」料金を格安に
早割は基本ネット予約限定!博多ー新大阪「早割」の予約方法・使い方
今の時代、JR駅の窓口で「早割ください」といっても、購入できる早割はありません。
早割はネット予約が基本
新幹線の早割はネット予約かスマホアプリ予約が基本です。
JR西が販売する早割ならネット予約システム「e5489」から、EX系の早割チケットは「EXアプリ」から予約します。決済はクレジットカードです。
早割の使い方
早割チケットはチケットレスの場合もあれば、駅で発券する場合もあります。
例えば、EX早特などのEX系の早割なら、スマートEX会員の場合はSuicaやPasmoなどの交通系ICカードで、EX予約会員はEX-ICで乗車します。
ただし複数人で予約した場合は、EX早特などでも一旦発券してから改札を通ります。
当日でもOK?新大阪ー博多の早割いつまで予約可能?
乗車の当日、駅の窓口・券売機で新幹線チケットを通常料金で購入するのはあまり賢い選択肢とは言えません。
早割はいつまで予約可能か?まとめてみました。
新大阪ー博多の早割チケットと予約期限
各種チケットの予約期限は下記の通りです。
予約期限 | |
---|---|
スーパー早特きっぷ こだまスーパー早特きっぷ |
14日前 |
EX早特7 | 7日前 |
トクトクこだま・ひかり バリ得こだま・ひかり |
前日 |
新幹線パック | 基本、前日まで ※一部は当日OK |
EX予約 スマートEX 回数券 eきっぷ・e特急券 |
当日 |
当日でも予約できる博多ー新大阪の新幹線格安チケット
当日購入となると、上述の通り選択肢は一気に少なくなります。
平日なら新幹線パックが当日の乗車6時間前まで予約できるので、往復+宿泊の人はこれを使いましょう。
新幹線チケット単体の場合、EX会員ならEX予約などで乗車4分前までチケット予約できます。それ以外は、金券ショップに走って回数券を買うくらいしかありません。
あとは、自由席を選ぶなり、スマートEXで200円安くするくらいしか手段はありません。