品川ー新大阪間は新幹線の格安チケットが豊富です。安い新幹線を買う方法はたくさんあります。
このページの内容のポイントをまとめると、こんな感じです。
- 品川ー新大阪の格安新幹線一覧&料金
- 往復割引はないけど格安チケットがたくさんある
- 片道より往復の方が割引率が高い
- 日帰りなら「日帰り新幹線」が格安
- 宿泊なら「新幹線+ホテルパック」が最安
- それ以外におすすめ格安チケットを解説
(片道、宿泊、早割、学割など) - 品川ー新大阪の格安新幹線Q&A
品川ー新大阪の新幹線|格安チケット・安く買う方法一覧【安い順】
品川ー新大阪の新幹線格安チケットをお得度の高い順に並べるとこうなります。
※クリックすると各項目の解説に移動します。
以降で一つずつ詳しく解説していきます。
品川ー新大阪の新幹線格安チケットの料金
品川ー新大阪の新幹線格安チケットを料金が安い順に並べると次のとおりです。
※往復割引は適用されません。
東京•品川ー新大阪 | 片道 | 往復 |
---|---|---|
新幹線+ホテルパック | 28,100円〜 ※1泊宿代込 |
|
EXこだま ファミリー早特3 ※2名以上の利用限定 |
10,080円 | 20,160円 |
ぷらっとこだま | 11,210円 | 22,420円 |
日帰り新幹線 | 23,400円〜 | |
EX早特28ワイド | 12,240円 | 24,480円 |
EX早特21ワイド | 12,370円 | 24,740円 |
EXのぞみ ファミリー早特3 ※2名以上の利用限定 |
12,570円 | 25,140円 |
自由席 自由席(スマートEX) |
13,870円 | 27,740円 |
EX予約・e特急券 (のぞみ) |
13,910円 | 27,820円 |
ひかり・こだま (スマートEX) |
14,200円 | 28,400円 |
EX予約・e特急券 (のぞみ) |
14,230円 | 28,460円 |
ひかり・こだま | 14,400円 | 28,800円 |
のぞみ(スマートEX) | 14,520円 | 29,040円 |
のぞみ | 14,720円 | 29,440円 |
新幹線+ホテルパック
品川ー大阪の新幹線往復で宿泊予定があるなら「新幹線+ホテルパック」がイチオシです。
「新幹線+ホテルパック」は旅行会社から販売されている旅行商品で、新幹線とホテルをセットで予約することで割引率が最も高くなります。
- 品川ー大阪の新幹線+ホテルが格安!往復28,100円〜
- 前日まで予約可能
- ネット予約限定
- 1人でも利用可能
- 座席指定可
- 往復「のぞみ」乗車
例えば通常、品川ー大阪は往復で29,400円(のぞみ普通指定席)ですが、「新幹線+ホテルパック」を利用すると新幹線+ホテル代込みで28,100円〜になります。
関連ページ:【往復28,100円~】品川⇔大阪の新幹線は『新幹線パック』が格安!
日帰り新幹線
品川ー大阪を日帰りする場合は、「日帰り新幹線」がおすすめです。
「日帰り新幹線」は日帰りに特化した旅行商品で、往復の新幹線料金が格安です。JTBなどの旅行代理店から販売されています。
- 品川ー大阪の新幹線日帰りが格安!往復23,400円〜
- 前日まで予約可能
- ネット予約限定
- 1人でも利用可能
- 座席指定可
- 往復「のぞみ」乗車
- お得な観光特典付き(クーポン、施設入場券など)
JRの商品ではないので、駅の券売機・みどりの窓口では購入できないので要注意です。
関連ページ:格安新幹線【大阪-品川】日帰り6000円割引!大阪から品川23,400円(日帰り)
EXこだまファミリー早特3
品川ー大阪の移動に「こだま」の格安チケットを利用すると料金を安くできます。時間を犠牲にできる人は「EXこだまファミリー早特3」がおすすめです。
利用にあたって制限が多いので使い方が難しいチケットですが、条件がマッチすれば強い味方となります。
- チケット単体としては一番安い(品川ー新大阪10,080円)
- こだま指定席限定
- 時間がかかる(品川ー新大阪:約4時間)
- 3日前まで購入可能(Web予約)
- 片道/往復、上り/下り利用可
- 2人以上の利用限定
“ファミリー”という名称の通り家族連れを想定した割引チケットですが、必ずしも家族旅行である必要はありません。友達との旅行にも使えます。
2人以上限定&3日前までの予約という点は要注意をつけてください。
ぷらっとこだま
こだまで一人旅の人には「ぷらっとこだま」がおすすめです。
JR東海ツアーズが販売する東海道新幹線(品川〜大阪)の格安チケットです。
2024年2月までは店舗でも販売していましたが、EX会員限定のネット予約に移行しました。
- 安い(品川ー新大阪11,210円)
- こだま乗車+1ドリンク付
- EX会員限定
- 時間がかかる(品川ー新大阪:約4時間)
- 前日まで購入可能
- 指定席乗車
- 片道/往復、上り/下り利用可
- 一人から利用可
一人でもOKという点が大きなメリットですね。
関連ページ:ぷらっとこだまの料金《2025年料金表》往復は往復割引で格安に?
EX早特28ワイド
のぞみの格安チケットで最安が「EX早特28ワイド」です。
いわゆる「早割」で、28日前までの予約で新幹線のぞみが激安です。
- のぞみに安く乗れる(品川ー新大阪12,240円)
- 28日前までに要予約
- EX会員・スマートEX会員限定
- 指定席乗車
- 一人から利用可
28日前予約なので使い方が難しいですが、あらかじめ先の予定が決まっている人にとっては、とてもお得なチケットです。
28日前が難しい人には、後述の「EX早特21ワイド」や「EXのぞみファミリー早特」もあります。
EX早特21ワイド
「EX早特28ワイド」と同様、のぞみの早割格安チケットです。
こちらは21日前予約。
- のぞみに安く乗れる(品川ー新大阪12,370円)
- 21日前までに要予約
- EX会員・スマートEX会員限定
- 指定席乗車
- 一人から利用可
EXのぞみファミリー早特3
EXのぞみファミリー早特3は名称の通り、新幹線のぞみに乗車可能な早特きっぷです。のぞみ料金が格安になります。
基本、週末の家族旅行などを想定した格安チケットで利用にあたって制約も多くなります。席数も限られています。
- のぞみに安く乗れる(品川ー新大阪12,570円)
- 3日前までに要予約
- EX会員・スマートEX会員限定
- 指定席乗車
- 2人以上の乗車
- 土休日の乗車限定
自由席
格安チケットではありませんが、誰もが思いつく新幹線に安く乗る方法が「自由席に座る」でしょう。
品川ー新大阪なら指定席より850円安いです。しかも、時期・時間帯によっては指定席よりガラガラといった場合もあります。
- 指定席より安い料金(品川ー新大阪13,870円)
- 事前に準備する必要なし
- 始発駅なら待てば誰でも必ず座れる
- 繁忙期(お盆・年末年始・GW)は地獄
エクスプレス予約(EX予約)
エクスプレス予約(EX予約)サービスはJRの有料会員サービスで、新幹線料金の割引が受けられます。
会員登録が必要で年会費は1,100円です。
- 新幹線が割引価格(品川ー新大阪14,320円)
- 直前(乗車4分前)まで予約可
- チケットレス乗車(EX-ICカード)
- 早割チケット利用可
- お盆・年末年始・GWもおトクな会員価格
自由席より高い価格設定になってしまったので、正直なところ年会費を払ってまで利用するか悩むところです。
e特急券
e特急券はEX会員のみが購入できる割引価格の新幹線「特急券」です。
新幹線⇔在来線の乗り換えがある場合などに有効です。
- 新幹線が割引価格(品川ー新大阪14,320円)
- 直前(乗車4分前)まで予約可
- 乗車券は別途購入
- お盆・年末年始・GWもおトクな会員価格
乗車券は別途用意する必要があるのですが、うまく組み合わせると、e特急券+往復割引+学割のような3重割引も実現できます。
スマートEX
スマートEXはJRの会員サービスです。無料ですが登録は必要です。
EXアプリというスマホアプリから、いつでもどこでも簡単に新幹線の予約ができます。新幹線によく乗る人は登録だけでもしておいた方がいいです。
- 新幹線料金が200円割引(品川ー新大阪14,520円)
- アプリから新幹線予約
- チケットレス乗車(交通系カードなど)
- 早割チケット利用可
- お盆・年末年始・GWもおトクな会員価格
スマートEXは登録さえしておけばEX早特などの早割が利用できるので、これ目的で利用している人も多いです。
学割・障害者割引
学割は乗車券が2割引、障害者割引は乗車券が半額になります(割引は「乗車券」のみです。特急券は割引対象ではないので要注意)。
料金(のぞみ指定席)は、新大阪ー品川ならそれぞれ12,930円(学割)、10,260円(障害者割引)です。
対象者は利用しても良いですが、上述した早割や格安チケットを利用した方が割引率が高い場合もあるので、料金を比較して安い方をとるのが賢いです。
学割・障害者割引を利用するには購入時に窓口に行かないといけないのが面倒ですね。
金券ショップの格安チケット
金券ショップで新幹線の格安チケットを安く買うというのが、ちょっとした小技でした。
しかし新幹線回数券が廃止された現在、金券ショップで手に入るのは株主優待券のみです。店によっては売っていない場合もあるので、金券ショップの旨みは大きく薄れています。
例えば、JR東海の株主優待券の場合、1枚につき1割の割引が受けられます。2枚利用した場合は2割引。
もちろん優待券を購入するコストが発生するので、割引額と差し引きを予め計算してメリットがありそうなら使ってみても良さそうです。
(品川ー大阪)JRの往復割引で新幹線料金が割引になるんじゃないの?
往復といえば「往復割引があるんじゃない?」と思う人も多いかと思います。
しかし残念ながら、品川〜大阪を往復する場合はJRの往復割引は使えません。
品川ー東京間は往復割引が使えない!
JRのきっぷには往復割引という制度があり、往復割引が適用されると乗車券が1割引になります(※特急券は割引なし)。
往復割引が適用される条件は、「営業キロが601km以上の区間であること」なので、品川ー新大阪(545.8km)は「往復割引なし」です。
お得じゃない?往復割引の注意点
「品川〜新大阪はJRの往復割引は使えない」と書きましたが、往復割引があったとしても、往復割引の割引率はせいぜい6〜7%程度ですので、たいしてお得ではありません。
新幹線の格安チケットの方が割引率もはるかに高いです。新幹線+ホテルパックなどを利用すれば30%〜40%割引もありえますので、可能ならそちらを利用する方がお得です。
品川ー新大阪の格安新幹線Q&A(よくある質問)
品川から新大阪/新大阪から品川、新幹線の料金は同じ?
JRの新幹線料金は、上り(品川から新大阪)も下り(新大阪から品川)も全く同額です。ただし、旅行会社各社から販売される格安チケットには、方面によって料金が異なる商品もあります。
他にも品川ー大阪の格安チケットはたくさんあるの?
上で紹介したものが全てです。
東海道新幹線(品川ー大阪)はいわゆる”ドル箱路線”で、特別な割引チケットを出さなくても利用客が多く利益も大きい区間です。他の新幹線区間に比べると割引率は低く抑えられています。
回数券、金券ショップの格安チケットって安いの?
あまりお得とは言えません。
「格安チケット=金券ショップ」と考えている人も多いと思いますが、金券ショップで売られている新幹線チケットは回数券のバラ売りで、せいぜい5〜7%程度の割引です。
品川ー大阪のグリーン車の格安チケットはある?
「EXこだまグリーン早特3」というチケットがあり、こだまのグリーン車に格安で乗れます。品川ー大阪が11,410円で通常料金より7860円お得です。3日前まで予約できます。
また、「EXグリーン早特3ワイド」でのぞみ・ひかりのグリーン車に安く乗車できます。15,940円で通常価格より3,650円お得です。
当日OK?直前でも予約できる品川ー大阪の新幹線は?
当日だと格安チケットはないです。
基本的には通常料金となりますが、EX会員ならEX予約などで乗車4分前までチケット予約できます。それ以外は、金券ショップに走って回数券を買うくらいしかありません。あとは、自由席を選ぶなり、スマートEXで200円安くするくらいしか手段はありません。
平日なら新幹線+ホテルパックが当日の乗車6時間前まで予約できるので、往復+宿泊の人はこれを使いましょう。